言語モデルの設定

雨読で「本文だけにする」「読み方を直す」「短くする」「日本語にする」を使うときの設定例です。

端末内蔵のモデルなら、この設定は要りません。設定画面の「原稿を作る場所」で内蔵モデルを選び、「使えるか確かめる」を押すだけです (Apple Intelligence に対応した端末が必要です)。このページは、外部のサービスに送る場合の設定例です。

設定しなくても読み上げは使えます。言語モデルは、読み上げる前に文章を整えるためだけに使います。設定しないあいだは、これらの工程は設定画面に出ず、貼ったテキストをそのまま読み上げます。

料金はご自身の契約に対して発生します。雨読は設定されたサービスに直接つなぐだけで、開発者側で預かったり中継したりしません。

入力するもの

アプリの設定 > LLM に 3 つ入れます。

欄 入れるもの
Base URL 送り先の URL。/v1 までで止めます
モデル名 使うモデルの名前。送り先によって書き方が違います
API キー 送り先が求めるキー。要らない送り先では空のまま

/chat/completions は付けないでください。アプリが後ろに足して送るので、付けると二重になって失敗します。

雨読は OpenAI 互換 (/chat/completions) の送り先に、API キーを Authorization: Bearer で渡す形で繋ぎます。この形に合うサービスであれば、下の表に無いものでも設定できます。

送り先ごとの例

OpenAI

Base URLhttps://api.openai.com/v1
モデル名gpt-4o-mini など
API キー必要 (sk- で始まるもの)

OpenRouter

1 つのキーで多くのモデルを使い分けられます。モデル名は「提供元/モデル名」の形です。

Base URLhttps://openrouter.ai/api/v1
モデル名openai/gpt-4o-mini、google/gemini-2.5-flash など
API キー必要

Google (Gemini)

Gemini API の OpenAI 互換の入口を使います。URL の末尾が /openaiである点にご注意ください。

Base URLhttps://generativelanguage.googleapis.com/v1beta/openai
モデル名gemini-2.5-flash など
API キー必要 (Google AI Studio で発行したもの)

Azure OpenAI

モデル名には、Azure 側で作った「デプロイ名」を入れます (モデルそのものの名前ではありません)。Base URL の <リソース名> は、ご自身の Azure OpenAI リソースの名前に置き換えてください。

Base URLhttps://<リソース名>.cognitiveservices.azure.com/openai/v1
モデル名デプロイ名
API キー必要

ご自身のサーバ (llama-server / Ollama / vLLM など)

OpenAI 互換の口を持つものであれば繋がります。キーが要らない構成では、API キーは空のままにしてください。

Base URLhttp://<ホスト>:<ポート>/v1 (例: http://192.168.1.10:8080/v1)
モデル名サーバが返す名前
API キー多くの場合は不要 (空)

自宅のサーバを指しているときは、その Wi-Fi の外にいると必ず失敗します。また、初回の接続時に出る「ローカルネットワークの利用」の許可が必要です。誤って拒否した場合は、iOS の「設定 > 雨読 > ローカルネットワーク」から戻せます。

接続確認

3 つを入れたら「接続確認」を押してください。入力したモデルで実際に 1 通だけ投げて、そのモデルが使えるかを確かめます。成功するまで、言語モデルの設定は保存されません。

うまくいかないとき

出るもの 見るところ
繋がらない / 応答がない Base URL の綴り。/chat/completions を付けていないか。自宅のサーバなら同じ Wi-Fi にいるか
401 / 403 API キー。前後に空白が入っていないか、有効なキーか
404 / モデルが見つからない モデル名。OpenRouter は「提供元/モデル名」、Azure はデプロイ名
429 送り先の利用上限。時間をおくか、契約をご確認ください

お問い合わせ

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